1947-08-02 第1回国会 衆議院 本会議 第21号 幸田露伴の文豪たる名は、あらゆる將軍たちの名の上に必ずや遺るであろうと信ぜざるを得ないのであります。(拍手)ましてや、今日以後わが國の向うべき道が平和國家、文化國家であります以上は、よりそのことは確かであると信じてやまないものであります。 ここに粛然として幸田露伴先生の遺業を称え、議院諸兄を代表いたしまして、先生御長逝の追悼の辞にかえる次第であります。(拍手) 松本淳造